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ジリアン・ケンプ著 伊泉龍一訳

占星術とは

惑星とサインの関係

 惑星とサインの関係を説明する際に、しばしば用いられるのは、惑星が「役者」でサインが「衣装」であるという喩えです。つまり、「役者」である惑星は、自分が入っているサインの「衣装」を身につけ、その性質を帯びるということです。
 たとえば、太陽が牡羊座に入っている場合、その人の太陽の性質は牡羊座的になります。あるいは月が牡牛座に入っている場合は、その人の月の性質は牡牛座的になります。
 今、牡羊座的、あるいは牡牛座的と述べましたが、以下の表は、それぞれのサインの性質をキーワードとして示したものです(注1)
◆牡羊座 自己主張 挑戦的 リーダー ダイナミック 先駆 大胆 危険をものともしない じっと我慢できない 精力的 冒険好き 向こう見ず 自己中心的 行動志向的
◆牡牛座 我慢強い 用心深い 快適さと安楽さを求める 安定 頼りになる 倹約 実際的 実利主義 徹底する 着実 忍耐 怠惰 強欲 努力家 頑張り屋 計画者 確固とした 計画者 断固とした 常識 論理的
◆双子座 機知に富んだ 活気ある 好奇心 落ち着きがない 知性 同時に複数の役割をこなす 移り気 軽薄 知識欲 神経質 表面的 飽きっぽい 散漫 伝達者 神経過敏 よく遊ぶ 機転が利く
◆蟹座 保護 育てる 安全への意識 家庭的 気分屋 サイキック 思いやりがある 粘り強い 粘着力 慎重 情緒的 情愛に満ちた シャイ 気遣い 過度に敏感
◆獅子座 愛情のこもった 熱烈 リーダー ロマンティック 気分次第 ドラマティック 心に温かみがある クリエイティヴ 豪華 忠実 目立ちたがり屋 積極的 寛大 自己中心的 ボス的な 断固とした 自己本位
◆乙女座 心配性 細かいことにこだわる 控え目 勤勉 信頼性のある 批判的 実際的 注意深い 思慮のある 完璧主義者 几帳面 識別力がある シャイ 分析的 整理された 効率的 細かいことにうるさい
◆天秤座 気配り 協力的 ロマンティック 気が変わりやすい 怠惰 ぜいたく 優雅 単純 依存する チャーミング 共感的 パートナーシップ 人づきあいが良い わがまま 社交的 理想主義 影響を受けやすい 公正 決断力がない
◆蠍座 秘密主義 嫌みを言う 大胆 無慈悲 しっと深い 復讐心が強い 忠実 所有 疑り深い 妄想を抱く 強引 情緒的 自制心 魅力的 強情 情熱的 サイキック 調査 確固とした
◆射手座 フレンドリー 冒険好き リーダーシップ 能力 スピリチュアル おおらか 幸運をもたらす ユーモアのある 冗談を言う 自由を愛する 誠実 落ち着きのない 責任感のない 知識が豊富 機転が利かない 熱中 過度に楽観的 不注意
◆山羊座 ハードワーカー 倹約的 けち 実用的 頼りがいがある 地位にこだわる 秩序だった 現実的 心配性 注意深い 自制力のある 控え目 我慢強い 悲観的 保守的
◆水瓶座 忠実 人道主義 神経過敏 個人主義 反抗的 形式ばる 集団志向 フレンドリー 独創的 発明力 知的 超然としている 客観的 予測できない 誠実 ロジカル 未来志向 独立心 頑固 決意の固い
◆魚座 敏感 感受性の強い サイキック 殉死 責任感のない 夢想家 夢を見る クリエイティヴ 想像力に富んだ 優しさ 現実逃避 曖昧 当てにならない フレンドリー 自己犠牲 慈善 非現実的

 一方で、惑星の方にも、その性質を表す様々なキーワードが以下のようにあげられます(注2)
◆太陽 力 生命力 自己表現 威厳 支配的 誠実 陽気 よきオーガナイザー 寛大 気前が良い パワフル 自尊心がある 堂々とした 愛情がこもっている 活気ある 尊大 独裁的 変化に抵抗する 子供っぽい戯れ 人を見下す 専制的 支配的 浪費 感傷的 高圧的 横柄な 放蕩
◆月 反応 不安定 移り気 良い記憶力 想像力に富んだ 引っ込み思案 母親 保護 受容的 感性豊か 粘着的 推論の欠如 好き嫌いがある 自己に固執する 倒錯 過剰に影響を受けやすい 過剰な蓄積 細かいことにこだわる 神経質 当てにならない
◆水星 コミュニケーション 知的 移動 機敏 物覚えがよい 利口 冷静 表現に富む きめ細かさ 知的 ロジカル 鋭敏な洞察力 話し好き 多才 狡猾 おしゃべり 批判的 冗長 小さいことにこだわる せんさく好き 多弁 神経質 心がこもっていない 口がうまい ずる賢い
◆金星 ハーモニー 一致 同系性 柔軟 アーティスティック 気さく 優しい 優雅 調和的 愛情に満ちた 平和を好む 穏やか 機転が利く 芸術家気どり 優柔不断 あいまい 恋に恋する 気だるい 怠惰 決して満足しない ことなかれ主義 当てにならない 弱気
◆火星 エネルギー 熱 活性化 活発な開拓者 闘争的 積極的 勇敢 遠慮なく語る 精力的 力強い よきリーダー 衝動的 憤慨(公正さを求めて) 情熱的 迅速 強い性的魅力
攻撃的 怒り 残酷さ 破壊的 無謀 我慢できない 一番でなければならない 好戦的 暴れ回る じっとしていられない 粗暴 好色 無分別
◆木星 拡大 保護 拡大 スポーツを好む 幸運 寛大 話し上手 陽気 視野が広い 楽観的 極端論者 先のことを考えない ふざけた 細かいことに気が回らない 運任せ 挑発的 うわついた 浪費
◆土星 制限 冷たさ 野心的 慎重に話す 用心深い 管理された 公正 忍耐強い 実際的 責任感がある まじめ 倹約 憂鬱 独善的 鈍感 恐れ がめつい 制限 けち 厳しい 美的感覚の欠如 ひらめきがない
◆天王星 変化(革命的 破壊的 専制的) 専制的 フレンドリー 発明の才のある 魅力的 独創的 遠慮なく言う ポジティヴなオカルティズム 進歩的 革新的 強い意志 因習にとらわれない 独特 アブノーマル うさんくさいオカルティズムへの誘惑 定まらない 強制的な誘引 危険 孤立 エキセントリック 魅惑的 あまのじゃく 反抗的 不作法 わがまま
◆海王星 ぼんやりした 感受性 アーティスティック 役割を果たす 夢のような 情緒的 理想主義 想像力に富んだ 霊感を受けた ミディアム的 リズミック 繊細 スピリチュアル 微細 不注意 幻想 欺瞞 現実離れした 過敏 不和でいらだつ センチメンタル 転覆させる 不安定 放浪 不鮮明
◆冥王星 除去 刷新 再生 はじまりと終わり 深い働き 除去 外から持ってくる 再生 明らかにする
激変 爆発的 強制的再編 アンダーグラウンドな活動 暴力的

 

 以上のような惑星の持つ象徴的な意味と先ほどのサインの持つ性質が組み合わせることによって、初歩的なバース・チャートの分析が可能となります。
 たとえば、バース・チャートで太陽が射手座に入っているとします。占星術の基本ルールとして各惑星は、その入っている星座の影響を受けると考えられています。したがってこの場合、太陽は射手座の性質を帯びることになります。
 ここで先ほど紹介した太陽と射手座のキーワードを改めて確認してみましょう。


◆太陽
力、生命力、自己表現
◆射手座
フレンドリー 冒険好き リーダーシップ 能力 スピリチュアル おおらか 幸運をもたらす ユーモアのある 冗談を言う 自由を愛する 誠実 落ち着きのない 責任感のない 知識が豊富 機転が利かない 熱中 過度に楽観的 不注意

 占星術師は、以上のようなキーワードを組み合わせて、様々な意味を作っていきます。たとえば、占星術師は次のように語るかもしれません。
 「この人のは、冒険自由を求めるときに本当の意味で発揮されるはずです。スピリチュアルなものへの関心も強く、常にステップアップしていこうという気持ちを持っています。また、性格的にはおおらかで、自分を表現するときも、ユーモアを交え、周りの人たちを楽しませることができるタイプでしょう……」(太字は、キーワードをそのまま使ったところです)。
 ここでは太陽だけを取り上げましたが、他の惑星と星座の関係についても、まったく同様な形でその組み合わせの意味を作っていきます。つまり占星術師は、最終的に10個の惑星と12のサインの組み合わせによって作られる意味を総合して、その人の性格や才能などを詳しく分析していくことになるわけです。
■ディグニティについて
 ホロスコープの中の惑星とサインの関係を見るにあたって、伝統的に「ディグニティ(Dignities)」と呼ばれている考え方をもとに分析していく方法もあります。
 ディグニティは、現代の占星術においては、古典的な占星術のスタイルを採用する占星術師を除いて、あまり重視されることはないようです。けれども、古い時代の占星術においては、チャートを解釈する際に欠くべからざるものでした。
 ディグニティというのは、日本語に訳すと「威厳」、「品位」といった意味になりますが、占星術においてのそれは、惑星がどのサインに入ったときに、どれだけその力を発揮できるかを表す指標のようなものです。
 ディグニティは、「エッセンシャル・ディグニティ(Essential Dignities)」と「アクシデンタル・ディグニティ(Accidental Dignities)」と呼ばれる二つに分けることができます。
 前者のエッセンシャル・ディグニティは、「ルーラーシップ(Rulership)」、「エグザルテーション(Exaltation)」、「ターム(Term)」、「フェイス(Face)」、「デトリメント(Detriment)」、「フォール(Fall)」と呼ばれる5つの種類があげられます。
 大雑把な説明の仕方になってしまいますが、これらの中で惑星の力が最も強まるのは、惑星がルーラーシップのポジションにあるときで、次に強いのがエグザルテーション、そしてターム、フェイスと続きます。デトリメントとフォールのときの惑星は、逆に力が弱まります。そのためデトリメントとフォールのことを、「衰退」という意味を持つ「ディビリティ(Debilities)」と呼ぶこともあります。
 エッセンシャル・ディグニティに関する具体的な例を一つあげれば、たとえば火星は牡羊座にあるときルーラーシップとなり、最もその力が強まります。けれども、火星は蟹座にあるときフォールとなり、その力はいちじるしく弱まります。
 このような個々の惑星がどこに入った場合、どういったディグニティとなるのか、そしてそれが実際のチャート分析の中でどのように活用するのか、といったルールはなかなか複雑なものなので、ここで手短に説明することはできません。さしあたって、ここではタームとフェイスを除く、ルーラーシップ、エグザルテーション、デトリメント、フォールの4つに関する惑星とサインの対応を、表としてまとめておきます。

 

  また、もうひとつのアクシデンタル・ディグニティの方は、非常に無数のヴァリエーションがあるため、ここでは省略します。

   占星術とは3に続く