伊泉龍一監修の「運命の世界」は、無料のタロット占い・数秘術・西洋占星術・ルーン占い・手相占い・相性占い等が楽しめる占い総合サイト

西洋占星術の世界
TOP > 占星術:サイト内の占星術システム
伊泉龍一 講座スケジュール
PR
駒草出版 本格的に占いを学べる伊泉龍一の本 絶賛発売中!

フォーチュン・テリング・ブック
フォーチュン・テリング・ブック

あなたの未来が輝き出すマジカルレッスン

ジリアン・ケンプ著 伊泉龍一訳

サイト内の占星術システム

サイト内の占星術システム

 占星術は、非常に長い歴史があります。その中で、チャートを分析し解読するための様々なルールやテクニックが生み出されてきました。
 どんな占いでもそうですが、どのようなルールを用いるかによって、そこから導き出される占いの答えは変わってきます。したがって、占星術に詳しい方、あるいはもっと専門的に興味のある方は、どのようなルールを使って占い結果を出しているのかということが気になることと思います。そういった方のために、以下に本サイトで用いられている占星術のルールがどのようなものであるかを公開しておきます。もちろん、単に占いを楽しみたいだけの方は、以下の説明は読まなくても構いません。

■チャートに表示される惑星について
  本サイトのチャート上に表示される惑星は、全部で10個――月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。
  しかしながら、現代の占星術師の中には、こういった10惑星以外に、小惑星(asteroids)もチャートの中に含めて解釈しようとする現代の占星術師もいるでしょう。実は、本サイトで用いている占星術のシステム自体には、いくつかの小惑星、さらにパート・オブ・フォーチュン(Part of Fortune)、月のノード(Moon's Nodes)などのポイントも機能として表示可能に作られてはいます。
 これらを解釈すべきポイントして採用するかどうかは、占星術師によって様々です。しかしながら、10惑星を使うということに関しては、おおむね意見の一致を見ています(ただし、古典的なスタイルの占星術を好む占星術師ならば、近代になって発見された天王星、海王星、冥王星を省いた7つの惑星だけを採用する場合もあるでしょう)。
  したがって、本サイトの目的――あくまで一般的な現代占星術のベーシックなスタイルを紹介する――から考えて、シンプルに10惑星だけを表示することにしました。

■チャートに表示されるアスペクトについて
  「占星術についての詳しい解説」のところで、すでに様々なアスペクトの種類について説明しました。
  本サイトでは、そこで紹介したものうち、メジャー・アスペクトのみがチャート上に表示されるようになっています。
  これも惑星と同様、システムとしては一連のマイナー・アスペクトも機能として表示可能に作られていますが、なるべくチャートの解釈をシンプルなものにするため、ここではメジャー・アスペクト、及びクィンカンクスだけを採用することにしました。
  念のため本サイトのチャート上に表示されるアスペクトを、改めて一覧としてまとめておきます。
0度 コンジャンクション(Conjunction)
180度 オポジション(Opposition)
120度 トライン(Trine)
90度 スクエア(Square)
60度 セクスタイル(Sextile)
150度 クィンカンクス(Quincunx)
■オーブ(orbs)について
 占星術について詳しい方ならば、「オーブ」という用語を聞いたことがあることと思います。
 オーブというのは、前述のアスペクトと関係しています。
 そもそもアスペクトと言うのは、惑星同士が特定の角度を形成したときに、惑星同士の関係を見るためのテクニックでした。たとえば図のように、太陽が牡羊座の15度で、火星が蟹座の15度の場合、この二つの惑星は90度、すなわちスクエアのアスペクトであることになります。



 では、太陽が牡羊座の15度で、火星が蟹座の19度の場合はどうでしょう。


 この二つの惑星は94度となります。この場合、ほとんどの占星術師は、正確には4度の誤差のあるこの角度も、スクエアのアスペクトとして解釈します。
 このようにある程度の誤差があっても、占星術師は一般的にそれらをアスペクトとして解釈するわけですが、そうするとどの程度の範囲まで、その誤差を許容するのかということが今度は問題となります。オーブというのは、その許容範囲を定めたルールのことを言います。
 実は、オーブについてのルールに関して、占星術師の間での完全な合意は形成されていません。唯一意見がほぼ一致しているのは、角度が正確になればなるほど、そのアスペクトの力は強まり、角度に誤差が大きければ大きいほど、アスペクトの力は弱まっていくということぐらいです。
  本サイトのチャートでは、さしあたって以下のように惑星ごとに異なるオーブを定めました。ちなみに、これは17世紀のイギリスの有名な占星術師ウィリアム・リリー(William Lilly)に従ったものです。
太陽 15度
月  12度
水星 7度
金星 7度
火星 7度
木星 9度
土星 9度  
 さらにこの惑星ごとのオーブの度数に加えて、「モイエティ(Moiety)」というルールを採用しました。モイエティという考えでは、それぞれ惑星のオーブを、その惑星の前と後に等しく広がるものとみなします(モイエティという語は、「ハーフ・オーブ(オーブを等分したもの)」を意味します)。つまりたとえば、15度という太陽のオーブは、太陽の前方に7.5度、背後に7.5度のモイエティを持つということになります。
  ただし、アスペクトは二つの惑星同士の角度によって作られるものなので、実際には二つの惑星のモイエティを加算することで、オーブを導き出します。
  たとえば、太陽/土星のアスペクトの場合、7.5度の太陽のモイエティと4.5度の土星のモイエティが加算されることによって12度のアスペクトを持つことになります。一方で、月/土星のアスペクトの場合、月のモイエティは6度であり、土星のモイエティ4.5度と加算することで10.5度のオーブということになります。
  ところで、上記の表には天王星、海王星、冥王星は含まれていません。というのも、先ほども述べたように、上記の表のオーブはウィリアム・リリーに従ったものだからです(彼の活躍したのは、天王星、海王星、冥王星が発見される前の時代でした)。
  本サイトでは、天王星、海王星、冥王星を、とりあえず6度のオーブ、すなわち3度のモイエティとすることにしました。

■ハウス・システムについて
 チャートの中でどのようにハウスを分割するのかということに関しても、占星術師の間で様々な意見があります。
 というのも、ハウスを分割する方法は複数存在します。ここでそれぞれの分割方法を詳しく説明すると非常に長くなってしまうので、とりあえず以下のようなものがあるということを示すだけにしておきます。

イコール・ハウス(Equal House)
キャンパヌス(Campanus)
レジオモンタヌス(Regiomontanus)
ポルフィリィ(Porphyry)
アルカビティゥス(Alcabitius)
プラシダス(Placidus)
コッホ(Koch)
メリディアン(Meridian)

 ここで問題となるのが、上記の中のどのハウス・システムを採用すべきなのかということです。実際に、どのハウス・システムを採用するかで、チャート上の惑星の位置――すなわち、惑星がどのハウスに位置するかということが変わってしまいます。
  さしあたって、本サイトのチャートは、上記の中でも比較的ポピュラーなコッホ・システムを採用しています。
 すでに占星術に親しんでいる方の中には、プラシダス・システムを使っている方も多いようです。その場合、当然のことながらハウスと惑星の関係は、プラシダス・システムによるチャートと若干異なることもあるということを、あらかじめ断わっておきます。

■本サイトでの運勢判断について
  本サイトの運勢判断は、雑誌やテレビなどでおなじみの通常の「12星座占い」とは異なり、10惑星、アスペクト、ハウスといった本格的な占星術のメソッドを用いたものです。
  当たり前ですが、通常の「12星座占い」では、たとえば牡羊座の人ならば、その日、全員同じ運勢となっています。けれども本サイトで行っている占星術では、同じ牡羊座の人でも、全員異なる運勢結果が出てきます。
 というのも、まず本サイトでは一人一人異なる生まれた瞬間の星の配置図(バース・チャート)を作ります。これは、同じ日の同じ時間の同じ場所で生まれるというケースを除いて、全員が異なるチャートとなります。そして本サイトでの実際の運勢判断は、その一人一人異なるチャートに対して行います。ですから、同じ牡羊座の人でも、運勢判断は異なるものとなるわけです。
  雑誌やテレビの「星占い」では、その制約上、人間を12のパターンに分類する非常におおまかなものになってしまうのは仕方がありません。
  けれども、コンピューターというシステムを用いる本サイトの占星術は、そういった制約がないため、完全にパーソナルな運勢判断が可能となります。

■本サイトでの運勢判断のルール
  本サイトの運勢判断では、「トランジット(transit)」と呼ばれる予測法を使っています。この方法は、生まれたときの惑星の位置を示すチャート(バース・チャート)に対して、現在進行中の惑星がどのような関係を持つかを分析します。つまりこの方法では、自分の今日の運勢を見る場合、自分のバース・チャートに対して、今日の惑星の位置がどのような関係になっているかを見ていきます。また、たとえば半年後の運勢を見るなら、自分のバース・チャートに対して、半年後の惑星の位置がどのような関係になっているかを見ていきます。
  今のところ本サイトでは、大きく分けて二つの占い結果が楽しめるようになっています。ひとつは「今日の星の配置」。もうひとつは「未来の運勢」です。
  ここでは、それぞれの占い結果を導き出しているルールを説明しておきます。

(1)今日の星の配置
  「今日の星の配置」は、AとBの二つの部分から成り立っています。
 Aは、トランジットしている惑星(現在進行している惑星)が、自分のバース・チャート上のハウスのどこに位置しているかを示したものです。
 これは天気予報で言えば「今日の空模様」みたいなものです。ただし、「今日の星の配置」と言っても、ここの箇所はテレビの「今日の星占い」のように毎日必ず占い結果が変わるとは限りません。月のように動きの速い惑星の場合は、2日半ぐらいで位置が移動するため、それに伴って占い結果を示すテキストも変わりますが、より動きの遅い惑星の場合は、同じ場所にずっととどまるため、その間は、同じ占い結果のテキストもが出てくることになります。本サイトでは、個々のトランジットの惑星が、「残り何日」で次のハウスへ移行するか(つまり、占い結果のテキストが変わるか)を表示するようにしています。
 Bは、トランジットしている惑星(現在進行している惑星)が、自分のバース・チャート上の惑星とどのようなアスペクトを形成しているかを示したものです。
  本サイトでのアスペクトは、「チャートに表示されるアスペクトについて」のところで述べたように、0度、180度、120度、90度、60度になったときのみ表示されます。したがって、その日の惑星の位置によって、たまたまそういった角度を形成することが多ければ、アスペクトは数多く存在することになります(逆に、惑星同士が前述の角度を形成することが少なくなれば、アスペクトは少なくなります)。本サイトでは、最大10個まで、影響力の強いアスペクトから順に表示するようにしています。
  「アスペクトの影響度」という表示の箇所は、前述の「オーブ」と関係しています。トランジットの惑星が日々移動していくことによって、惑星同士の角度のオーブが狭まっていくと、そのアスペクトの影響度は強まります。逆にオーブが広くなっていくと、そのアスペクトの影響は弱まります。グラフはそれを視覚的に表示したものです。



  (生年月日 1980年1月1日12:00 出生地:東京の場合の占い結果)


(2)未来の運勢
  「未来の運勢」では、「恋愛」、「仕事」、「マネー」という具体的な項目に絞って、それに関する未来の状況を予測します。
 ※未来の運勢は、現在は表示しておりません。今後追加する予定です。

  今のところ占うことのできる項目は以下の通りです。
恋愛  吉日 アクシデント 停滞日 回復日
仕事  吉日 アクシデント 停滞日 回復日
マネー 不調期 好調期  

 ここでは本サイトのおける、それぞれの未来の運勢を導き出すためのロジックをひとつひとつすべて公開しておきます。
 まずは恋愛と仕事ですが、この二つの項目は、生まれたときの惑星の位置に対して、トランジットの惑星がアスペクトとなるときを基準にして割り出しています。以下のNはネイタル(出生時の惑星)、Tはトランジット、Aはアスペクトを意味します。
カテゴリー
恋愛 吉日 金星 金星 コンジャンクション
  金星 金星 セキスタイル
  金星 金星 トライン
  金星 火星 コンジャンクション
  金星 火星 セキスタイル
  金星 火星 トライン
恋愛 アクシデント 金星 水星 スクエア
  金星 水星 クィンカンクス
  金星 水星 オポジション
  金星 火星 スクエア
  金星 火星 クィンカンクス
  金星 火星 オポジション
恋愛 停滞 金星 土星 コンジャンクション
  金星 土星 スクエア
  金星 土星 オポジション
恋愛 回復 金星 土星 コンジャンクションのオーブ圏外になったとき
  金星 土星 スクエアのオーブ圏外になったとき
  金星 土星 オポジションのオーブ圏外になったとき
仕事 吉日 水星 水星 コンジャンクション
  水星 水星 セキスタイル
  水星 水星 トライン
  水星 火星 コンジャンクション
  水星 火星 セキスタイル
  水星 火星 トライン
仕事 アクシデント 水星 水星 スクエア
  水星 水星 クィンカンクス
  水星 水星 オポジション
  水星 火星 スクエア
  水星 火星 クィンカンクス
  水星 火星 オポジション
仕事 停滞 水星 土星 コンジャンクション
  水星 土星 コンジャンクション
  水星 土星 スクエア
仕事 回復 水星 土星 オポジションのオーブ圏外になったとき
  水星 土星 コンジャンクションのオーブ圏外になったとき
  水星 土星 スクエアのオーブ圏外になったとき
  水星 土星 オポジションのオーブ圏外になったとき
  一方でマネーは、トランジットの惑星とハウスの関係で割り出しています。
カテゴリー 不調と好調 ハウス
マネー 不調 2ハウスに土星が入るとき
    2ハウスに火星が入るとき
  好調 2ハウスに木星が入るとき
    2ハウスに金星が入るとき
 念のため言っておくと、これらの未来の運勢を導き出すためのロジックは、絶対的なものではありません。これ以外にも、占星術の専門家ならば、他にもいくつかの異なるロジックが考えられるでしょう。また、これ以外の要素も含めて、より複雑に見ていかなければならないという意見もあるかもしれません。
 あくまで、ここでのロジックは、占星術の教科書的なスタンダードな方法を採用したものです。なので、おおまかな見方としてならば、大きな異論は出ないものと思われます。
  いずれにせよ、今のところ本サイトでは、広く一般に現代占星術の初歩的な仕組みを紹介することを目的としています。より専門的なテクニックについては、今後のシステムのバージョンアップの際に取り入れていくことになるかもしれません。

■アスペクトの解釈について
  アスペクトを解釈する際に対して、専門的に占星術をやっている方なら、様々な細かいルールを考慮して分析される方もいるでしょう。
  たとえば、通常のアスペクトか「アウト・オブ・サイン(Out-of-Sign)」のアスペクトか、または「満ちていく(waxing)」か「欠けていく(waning)」か、あるいは「アプライング(applying)」していくか「セパレーティング(separating)」していくかなどといったことで、解釈をより厳密にしていくことも可能でしょう。
  本サイトでは、以上のようなアスペクトの解釈については、特に占い結果に反映させていません。なぜそれらを解釈として考慮しないのかという理由の一つは、それらをすべて反映していくと、単純に占い結果のテキストがさらに膨大なものを用意しなければならないという、作り手サイド側の労力の問題です。それからもうひとつの理由は、それらの解釈は、あくまでアスペクトの強度のニュアンスの違いでしかなく、意味的に大きく異なるわけではないと一般的に考えられているからです。
  また、本サイトのアスペクトでは、惑星同士の関係だけが取り上げられています。
  したがって、ハウスを分割する際に導き出されたポイント(たとえばアセンダント(Ascendant)やミッドヘブン(Midheaven)などのアングル)、あるいは月のノードやパート・オブ・フォーチュンのような感受点に対して惑星のアスペクトは、占い結果上のテキストに今のところ取り入れていません。
 ただもしかすると、今後、本サイトの占い結果をバージョンアップする際に、これらを考慮したアスペクトの解釈を採用する可能性もあります。

■ 惑星のレトログレードについて
  さきほど説明した惑星についての解釈について一点補足しておきます。占星術では、惑星の動きが逆方向へと移動していく状態を、「レトログレード(retrograde)」と呼び、それについて特別な意味を与える場合があります。
  本サイトの占い結果は、レトログレードの状態の解釈も、今のところ反映させていません。ただし、占星術に詳しい方のために、チャート上の惑星のところに、レトログレードしていることを示す記号を、念のために表示してあります。

  自分のホロスコープを作成するに続く