著作紹介

伊泉 龍一 著作紹介

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■『 数秘術完全マスター・ガイド 』
 
『数秘術完全マスター・ガイド』
『 数秘術完全マスター・ガイド
―― ナンバーで運命を切り拓く モダン・ヌメロロジー14のレッスン 』
伊泉 龍一 (著), 斎木 サヤカ (著)
駒草出版 ¥3,780(税込)
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【目次】
プロローグ
本書について
イントロダクション
(1) 数秘術とは
(2) 数秘術の基本原理1――数には意味がある
(3) 数秘術の基本原理2――名前のあるものはすべて数に置き換えることができる
セクション1
レッスン1 コア・ナンバーズ
    ――人生の道・運命・使命・求めるものを知る
    コア・ナンバーズの捉え方と算出方法
    ライフ・パス・ナンバー
    ディスティニー・ナンバー
    ソウル・ナンバー
    パーソナリティー・ナンバー
    マチュリティー・ナンバー
    バースデイ・ナンバー
    ブリッジ・ナンバー

レッスン2 インテンシティ・テーブルとプレーンズ・オブ・エクスプレッション
    ――才能・性格・特性を知る
    インテンシティ・テーブルの捉え方と算出方法
    ライフ・レッスン・ナンバー
    インテンシティ・ナンバー
    プレーンズ・オブ・エクスプレッションの捉え方と算出方法
    フィジカル・プレーン/メンタル・プレーン/エモーショナル・プレーン/
    インテュイティヴ・プレーン

レッスン3 ファミリー・ネーム・ナンバーとグロース・ナンバー
    ――先天的・後天的資質を知る
    ファミリー・ネーム・ナンバーとグロース・ナンバーの捉え方と算出方法
    ファミリー・ネーム・ナンバー
    グロース・ナンバー

レッスン4 チャート解説(1)――パーソナリティー・チャートの読み方
セクション2 
レッスン5 メジャー・サイクル
    ――人生における3つのサイクルの時期を知る
    メジャー・サイクルの捉え方と算出方法
    ファースト・メジャー・サイクル・ナンバー
    セカンド・メジャー・サイクル・ナンバー
    サード・メジャー・サイクル・ナンバー

レッスン6 パーソナル・イヤー・ナンバー/パーソナル・マンス・ナンバー/
パーソナル・デイ・ナンバー

    ――自分の運命周期を知る
    パーソナル・イヤー・ナンバー、パーソナル・マンス・ナンバー、
    パーソナル・デイ・ナンバーの捉え方と算出方法
    パーソナル・イヤー・ナンバー
    パーソナル・マンス・ナンバー
    パーソナル・デイ・ナンバー

レッスン7 ユニヴァーサル・イヤー・ナンバー/ユニヴァーサル・マンス・ナンバー
/ユニヴァーサル・デイ・ナンバー

    ――宇宙の運命周期を知る
    ユニヴァーサル・イヤー・ナンバー、ユニヴァーサル・マンス・ナンバー、
    ユニヴァーサル・デイ・ナンバーの捉え方と算出方法
    ユニヴァーサル・イヤー・ナンバー
    ユニヴァーサル・マンス・ナンバー
    ユニヴァーサル・デイ・ナンバー

レッスン8 ピナクル・ナンバーズ

    ――人生の山場を知る
    ピナクル・ナンバーズの捉え方と算出方法
    ファースト・ピナクル・ナンバー
    セカンド・ピナクル・ナンバー
    サード・ピナクル・ナンバー
    フォース・ピナクル・ナンバー

レッスン9 チャレンジ・ナンバーズ
    ――人生の課題を知る
    チャレンジ・ナンバーズの捉え方と算出方法
    ファースト・チャレンジ・ナンバー
    セカンド・チャレンジ・ナンバー
    サード・チャレンジ・ナンバー
    フォース・チャレンジ・ナンバー

レッスン10 トランジット・レターズとエッセンス・ナンバー
    ――物理的・精神的・霊的意識の成長と影響を知る
    トランジット・レターズとエッセンス・ナンバーの捉え方と算出方法
    フィジカル・トランジット
    メンタル・トランジット
    スピリチュアル・トランジット
    エッセンス・ナンバー

レッスン11 チャート解釈(2)――サイクル・チャートの読み方

セクション3
レッスン12 ディファレンス・ナンバーとコンコード――相性を見る(1)
    ディファレンス・ナンバーの捉え方と算出方法
    ライフ・パス・ナンバーでのディファレンス・ナンバー
    ディスティニー・ナンバーでのディファレンス・ナンバー
    ソウル・ナンバーでのディファレンス・ナンバー
    パーソナリティー・ナンバーでのディファレンス・ナンバー
    コンコードの捉え方と算出方法
    コンコード1,5,7/2,4,8/3,6,9

レッスン13 ナンバー・コンパチビリティ――相性を見る(2)

    ナンバー・コンパチビリティの捉え方と算出方法
    ライフ・パス・ナンバー×ライフ・パス・ナンバー
    ディスティニー・ナンバー×ディスティニー・ナンバー
    ソウル・ナンバー×ソウル・ナンバー
    パーソナリティー・ナンバー×パーソナリティー・ナンバー
    マチュリティー・ナンバー×マチュリティー・ナンバー

レッスン14 チャート解釈(3)――コンパチビリティ・チャートの読み方

補遺
   メタフィジカル・ムーヴメントの中の数秘術
   ――モダン・ヌメロロジーと美の霊性
エピローグ(斎木サヤカ)
エピローグ(伊泉龍一)
注釈
参考文献
本書掲載のナンバーの意味と算出方法一覧(50音順)
数秘術チャート&パーソナル・データ・シート

『数秘術完全マスターガイド』(本文450-452頁より抜粋)
 今日広く知られている数秘術とは、いったいどこで誕生したものなのか。もちろん、数の神秘主義、あるいは数にオカルト的な意味を見つけるという意味でのそれは、非常に古くから存在する。たとえば、古代ギリシャのピュタゴラス主義者たちによる数の神秘思想、あるいは中世のユダヤ教神秘主義の中で「カバラ」と呼ばれた数の操作法など。
 しかしながら、それらと今日の一般的な数秘術は、その数に対する熱烈な信仰という点を除けば、使用している文字システムをはじめ数に割り当てられた意味、そしてさらにその具体的な理論やメソッドとなるとまったく別種のものである。そういったことから、しばしば今日の数秘術は、それ以前のものと区別する意味で「モダン・ヌメロロジー」とも呼ばれる。では、そのモダン・ヌメロロジーなるものは、いったいいつ頃、誕生したものなのだろうか。
 すでにわたしは『数秘術の世界』という本の中で、モダン・ヌメロロジーの生みの親であるミセス・L・ダウ・バリエッタ、そしてそれを広めるのに貢献したジュリア・セトンという20世紀初頭のアメリカ合衆国で活躍した二人の女性をごく簡単に紹介した。そこでも述べたように、もともと「バリエッタ・システム・オブ・ナンバー・バイブレーション」(Balliett System of Number Vibration)と名付けられたモダン・ヌメロロジーのルールの基本は、その呼称からも分かるようにバリエッタ自身がはじめ考案したものである。そしてセトン、そしてそれに続く20世紀前半のヌメロロジストたちによって、本書でも紹介したような様々なテクニックが、徐々に付け加えられていったのである。
 しかしながら、モダン・ヌメロロジーにおける、その表面上のテクニックを支えているもの――それなくしてはモダン・ヌメロロジーが単なるカジュアルな数の操作とも見えてしまいかねないその背後にある思想は、必ずしもすべてが創始者バリエッタ独自のものではない。むしろその大部分は、19世紀後半から20世紀初頭にかけての合衆国で大きな流れとなったあるムーヴメント、今日比較的よく用いられている言葉を使うなら「メタフィジカル・ムーヴメント」(Metaphysical Movements)と呼ばれるものの中で、形作られていった思想に由来するものなのである。そういった意味では、モダン・ヌメロロジーという一つの体系の誕生、そしてさらにそれを普及させていくことを可能にしたのは、バリエッタやセトンといった創成期のヌメロロジストをも取り巻きながら広がっていた、大きなその流れがあったからだと言える。
 ちなみに、ここで使っている「メタフィジカル」という語は、オーソドックスな西洋哲学で用いられる場合の意味とは、やや異なる。また、メタフィジカル・ムーヴメントとひとことで言っても、それは決して一つのまとまったムーヴメントだったことを意味するわけではない。むしろその内部には、いくつかのまったく異なるグループの活動があり、実際にその語は、それら複数のムーヴメントを総称するために使われている。たとえば、スピリチュアリズム、神智学、クリスチャン・サイエンス、ニューソートなど、当時のそういった複数の異なるグループに属する人々は、しばしば重なり合いながらも、それぞれが別個のムーヴメントを形作っていたとも言える。とはいえ、それらのグループはいずれも共通して、物質を超えた霊的領域の実在を前提とする、文字通りメタフィジカルな世界観を持っていたこと。また、その多くが既存の宗教制度とは異なる形でにおいて霊性を探究したということ。主にそういったことの理由で、それら個々のムーヴメントをまとめてメタフィジカル・ムーヴメントと呼んでいるのである。
 さて、モダン・ヌメロロジーの背景としてこのメタフィジカル・ムーヴメントを見たとき、その最も直接的な影響を与えたものとして、ニューソートという思想を特に強調しておかなければならない。実際、モダン・ヌメロロジーを大きく宣伝したジュリア・セトン自身、ニューソートに関する多数の著書を残すことで、そのムーヴメントの中の当事者の一人だった。
 後ほど紹介することになるが、ニューソートの基本的な世界観とその信条は、実のところ、20世紀を通じて今日に至るまでのメンタル・ヒーリング、あるいはスピリチュアル・ヒーリングの最も重要で欠かすことのできない源流の一つでもある。
 その一方で、今日の一般的なモダン・ヌメロロジーは、ヒーリングの実践との直接的なつながりを持っているわけではない。だが、その実践を支える思想や世界観といったレベルでは、それらの間の共通性を見つけることは難しくない。もちろんそれは、今日のヒーリングも、モダン・ヌメロロジーも、過去においてはニューソートという一つのルーツを共にしていたということから来るものである。


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