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伊泉龍一 著

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大アルカナの実践とマルセイユ
・タロットのイコノグラフィー

伊泉龍一・ジューン澁澤 共著

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タロット・マスターになるための
18のレッスン

ジョアン・バニング (著)
伊泉 龍一 (翻訳)

The Rider Tarot Deck [カード]
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Arthur Edward Waite (著)

タロット占い講座――まったくはじめての人でも分かる、本当の基本から学ぶタロット占い入門講座

タロット占い講座(Index)

まったくはじめての人でも分かる、本当の基本から学ぶタロット占い入門講座

タロット占いを自分でやってみたいけど、どうしたらいいか分からないという方のために、ごく基本的なことを解説していきます。
また、タロットカードを買う前、タロット占いの本や解説書を買う前、タロット講座、教室、セミナー等へ通う前に、知っておくと役に立つことをお話しておきます。

第3回:タロット占いをはじめる前に(3)

 「タロット占い無料講座」第2回は大アルカナと呼ばれる22枚のカードを中心にお話してきました。
 今回の「タロット占い無料講座」では、小アルカナと呼ばれる56枚のカードについて解説していきます。

■タロットカードの小アルカナは難しい?

 タロット占いを学んでいる人の間では、しばしば「小アルカナは難しい」とか、あるいは「初心者はとりあえず簡単な大アルカナから勉強して、できるようになったら小アルカナに進み78枚を使いこなせるようになりましょう」と言われているのを耳にします。
  確かに大アルカナよりも、小アルカナは枚数が多いため、最初はなんとなく難しそうと感じられてしまうのかもしれません。けれども、実際にタロット占いに親しんでいくと分かりますが、慣れると大アルカナよりも小アルカナの方が明らかに簡単です。
  小アルカナが難しいとされているのは、一般的なタロット占いの解説書では、小アルカナのカードについての学習方法を、きちんとロジカルに解説した本が出回っていないからだと思われます。
  ここではひとまず小アルカナの全体の構成について、まずは紹介していきます。

■タロットカードの小アルカナの構成1 スートについて

 第1回、第2回の「タロット占い無料講座」で述べたように、タロットカードの小アルカナは全部で56枚からなります。
  56枚の小アルカナは、さらに「棒」、「剣」、「カップ」、「金貨」という4つのグループに分けられます。
  ちなみにウェイト=スミス・パックの場合は、「金貨」の代わりに円の中に五芒星の形が描かれた「ペンタクル」という独特のマークとなっています。以下の説明では、とりあえずマルセイユ・パックの方の名称で統一しておきます。
  では、ここで実際にタロット全体の中から、小アルカナだけを箱から出してみてください。 タロットの小アルカナのカードにはすべて「棒」、「剣」、「カップ」、「金貨」いずれかのマークが描かれているはずです。
  こうした4種類のマークのことを「スート」と呼びます。以下、「スート」という語は小アルカナを説明する際にしばしば出て来るものとなるので、ここで覚えておいてください。 次に、タロットカードの絵を実際に見ながら、「棒」、「剣」、「カップ」、「金貨」、それぞれのスートごとに分けてください。
  ウェイト=スミス・パックを使っている人の場合、絵が分かりやすいため、小アルカナをスートごとに分けるのは、それほど難しくはないはずです。
  一方で、マルセイユ・パックを使っている人の場合、慣れない内は、少々戸惑うことがあるかもしれません。というのも、マルセイユ・パックの場合、棒と剣の違いが見分けづらいからです。
  マルセイユ・パックの棒と剣を見分けるためには次の点に注目してください。棒はまっすぐですが、剣は曲がっています。この点に注目さえすれば、その違いははっきりと見分けられます。
  では、タロットカードの小アルカナをスートごとに分ける作業が終わったら、それぞれのカードの枚数を数えてください。分類が間違っていなければ、いずれのグループも14枚のカードとなっているはずです。
  もし、一つのスートのグループが15枚とか13枚となっている場合は、もう一度じっくりとカードを見て、間違って分けていないかを確認してください。
  スートごとにタロットカードを分ける作業が無事に完了したら、次のステップへと進みましょう。

■タロットカードの小アルカナの構成2 ヌーメラル・カードとコート・カードについて

 ここでみなさんの良く知っている一般的なゲーム用のカードである「トランプ」の構成を思い出してください。
  もしかするとすでに気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、タロットの小アルカナとトランプは非常によく似ています。
  まず共通点として、トランプも、クラブ、スぺート、ハート、ダイヤからなる4つのスートに分けられます。そのマークこそ違えども、スートごとに4つのグループに分けられるという点では、トランプもタロットの小アルカナも同じです。
  さらにトランプの方は、それぞれのスートは、エースから10までの番号が振られたカードとキング、クイーン、ジャックという3枚のカードから構成されています。それとタロットの小アルカナを比較してみると次のようになります。

【トランプ】

クラブ  A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ジャック クイーン キング
スペード A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ジャック クイーン キング
ハート  A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ジャック クイーン キング
ダイヤ  A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ジャック クイーン キング


【タロットの小アルカナ】

棒 
A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ネイヴ(ペイジ) クイーン ナイト キング

A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ネイヴ(ペイジ) クイーン ナイト キング
カップ 
A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ネイヴ(ペイジ) クイーン ナイト キング
金貨(ペンタクル)
A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ネイヴ(ペイジ) クイーン ナイト キング


  こうして見ると、トランプとタロットの小アルカナは、それぞれのスートごとにエースから10までのカードがあるという点では同じです。 タロットの小アルカナの中でも、こうしたエースから10までのタカードのことを「ヌーメラル・カード」と呼びます。
  一方で、今日のスタンダードなトランプとタロットの小アルカナの決定的な違いは、それ以外のカードの枚数です。
  トランプの方では、それぞれのスートにキング、クイーン、ジャックという3枚のカードから構成されているのに対して、タロットの小アルカナの方ではキング、クイーン、ナイト、ネイヴ(ペイジ)という4枚のカードから構成されています(ちなみに、「ネイヴ」というのはマルセイユ・パックでの呼び名で、「ペイジ」というのはウェイト=スミス・パックでの呼び名です)。
  こうしたタロットのキング、クイーン、ナイト、ネイヴ(ペイジ)の4枚のカードのことを「コート・カード」と呼びます(以下、とりあずマルセイユ・パックの呼び名のネイヴで統一します)。
  こうして見てみると分かるように、トランプとタロットの小アルカナの構成は、スートのマークが違うという点と、コート・カードの枚数が一枚違うだけで、ほぼ似たようなものであることが分かります。
  なぜ、このようにタロットの小アルカナとトランプの構成が非常に似ているのでしょうか。それを説明するためには、タロットとトランプの歴史的な背景を見ていく必要があります。それをきちんと説明すると非常に長くなってしまいますので、ここでは省略します。(注2)
  ひとまずこうした小アルカナの全体の構成をおおまかにでも理解できたなら、次に進んでください。

■タロットの小アルカナの構成3 ヌーメラル・カードとコート・カードの全体像を眺めてみる

 もし今、目の前に十分なスペースがあれば、そこにタロット・クロスを敷いてください。そしてそのタロット・クロスの上に、小アルカナの中のヌーメラル・カードのみを次のように並べて見てください         
          
  次に小アルカナの中のコート・カードを次のように並べて見てください。
 こういった小アルカナのヌーメラル・カードとコート・カードのそれぞれの配列は、タロットのイメージを深めていくためのメソッドとして、わたし自身が実際のタロット講座で用いているオリジナルのシステムです。このタロット学習用のシステムの持っている意味をここで説明していくと非常に長くなってしまうので、それについてはひとまずここの段階では省略します。
  大アルカナのときにも同じことを述べましたが、タロットがまったくはじめての人にとって、今の段階で大事なことは、とりあえずこうして小アルカナ全体を眺めながら、タロットカードそのものと親しんでいくことにあります。
「タロット占い無料講座」の第3回は、タロット占いをはじめる前に知っておくべきこととして、小アルカナと呼ばれる56枚のカードの構成を中心にお話してきました。 続く第4回の「タロット占い無料講座」では、いよいよタロット占いの実践に映る前の準備へと進んでいきます。  

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