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伊泉龍一 著

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大アルカナの実践とマルセイユ
・タロットのイコノグラフィー

伊泉龍一・ジューン澁澤 共著

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タロット・マスターになるための
18のレッスン

ジョアン・バニング (著)
伊泉 龍一 (翻訳)

The Rider Tarot Deck [カード]
The Rider Tarot Deck [カード]

Arthur Edward Waite (著)

タロット占い講座――まったくはじめての人でも分かる、本当の基本から学ぶタロット占い入門講座

タロット占い講座(Index)

まったくはじめての人でも分かる、本当の基本から学ぶタロット占い入門講座

タロット占いを自分でやってみたいけど、どうしたらいいか分からないという方のために、ごく基本的なことを解説していきます。
また、タロットカードを買う前、タロット占いの本や解説書を買う前、タロット講座、教室、セミナー等へ通う前に、知っておくと役に立つことをお話しておきます。

第4回:タロット占いをはじめる前に(4)

 ここまでの「タロット占い無料講座」では、大アルカナと小アルカナそれぞれの全体の構成についてお話してきました。
 第4回目となる「タロット占い無料講座」では、いよいよタロット占いの実践に移る前の準備へと進んでいきます。

■はじめてのタロットカードを使う前の「儀式」

 一般的に今日の多くのタロティスト(タロット占いをする人のこと)は、未使用のタロットカードを実際の占いに使用する前に、一定の「儀式」を行うことを勧めています。
  タロットカードを使う前の「儀式」の目的は大きく二つあります。
  一つはタロットカードの「浄化」。もう一つは自分とタロットカードとの間に結び付きを作っていくためです。
  また、「儀式」というとなにか大げさに聞こえるかもしれませんが、実際の手順自体は、それほど難しいものではありません。ただし、本格的な方法を行うためには、クリスタルやハーブなどを準備しなければならなかったりするため、人によっては面倒だと思う人もいるでしょう。(注3)
  ひとまずここでは、タロットカード以外に何も他の道具を用意することなく出来る方法として「ソーティング」を紹介しておきましょう。

■ソーティング

 「ソーティング」というのは、タロット占いを始める前に、78枚のタロットカードすべてを一定の順番に並べ替える作業のことです。このときタロットカードの絵をそれぞれしっかりと眺めながら行ってください。

  まずは大アルカナを次の順番で下から重ねていってください。
  21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

  次の小アルカナを次の順番で下から重ねていってください。  

棒のキング 棒のクイーン 棒のナイト 棒のネイヴ 棒の10 棒の9 棒の8 棒の7 棒の6 棒の5 棒の4 棒の3 棒の2 棒のエース
剣のキング 剣のクイーン 剣のナイト 剣のネイヴ 剣の10 剣の9 剣の8 剣の7 剣の6 剣の5 剣の4 剣の3 剣の2 剣のエース 
カップのキング カップのクイーン カップのナイト カップのネイヴ カップの10 カップの9 カップの8 カップの7 カップの6 カップの5 カップの4 カップの3 カップの2 カップのエース
金貨のキング 金貨のクイーン 金貨のナイト 金貨のネイヴ 金貨の10 金貨の9 金貨の8 金貨の7 金貨の6 金貨の5 金貨の4 金貨の3 金貨の2 金貨のエース

 こうして大アルカナ、小アルカナの束がそれぞれ出来たら、次に小アルカナの束の上に大アルカナの束を重ねてください。そして78枚のタロットカードすべてが一つの束となったら完成です。
  次にタロット占いを行うときに必要となるタロットカードのシャッフルの方法について説明します。

■タロットカードのシャッフルの方法

 タロット占いを行うときに、必ず必要となるのがタロットカードをシャッフルするという作業です。
 タロットカードは紙で出来ていますので、長く愛用するためには丁寧に扱う必要があります。マジシャンやカジノのディーラーが行うような派手なシャッフルの方法は、タロットカードを痛める原因となってしまいますので、あまりお勧めできません。
 タロット占いに適したシャッフルとしては、一般的に「プール」と呼ばれるものか「スローポーク」と呼ばれる方法です。
 プールは、タロット・クロスの上にカードの背を向けて置き、両手でタロットカードをぐるぐるかき回すようにしてシャッフルするやり方です。
 スローポークは、一般的にみなさんがトランプで遊ぶときにカードを手に持って切るやり方です。
 ここで今、手元にタロットカードがある方は、タロット・クロスの上で、どちらかの方法を試しにやってみてください。

■シャッフルをしてタロットカードを引く

 いかがでしょうか? 実際にタロットカードをシャッフルしていると、早くタロット占いをしてみたい気分が少しずつ高まって来たことと思います。
  では、ここで大アルカナと小アルカナを別にして、大アルカナだけを手に取ってください。そして大アルカナをシャッフルしてください。自分で十分と思うまでシャッフルしてください。次に大アルカナの中から、絵を見ない状態のまま適当に一枚タロットカードを引いてみてください。カードを引いたら、そのカードをひっくり返して絵をみてください。
  さて、出てきたのはどんなタロットカードでしょうか? そこにどんな絵が描かれているかをしばらく眺めてみてください。カードの絵のイメージから何か思いつくことはありますか? なにか今の自分の状況と結び付くものはないですか? 
  実は、このようにシャッフルをして、その中から適当にカードを引くというのが、最もシンプルなタロット占いのやり方です。
  もちろん、もっと複雑なタロット占いのやり方もあります。けれども、どんなに複雑なタロット占いの手続きを取ったとしても、シャッフルをしてカードを出すという点では変わりません。
  もしかすると人によっては、そんな適当に引いたカードが占いの結果になるなんて、信頼が置けないと感じてしまうかもしれません。
  ではここで、タロット占いの根本原理に関するお話をしておきましょう。

■「偶然」に出てきたカードがタロット占いの答えとなる

 日常生活の中における「偶然」は、通常、「そんなのたまたまだよ」という言い方で、無意味なものとして退けられることが多いでしょう。
  しかしながら、タロット占いの世界では、この「偶然」というものを非常に重要なファクターとして考えています。タロット占いの世界では、「偶然」に出てきたカードを単に無意味なものだとせずに、むしろ「偶然」に出てきたカードこそが質問者に対してなんらかの気づきを与えるメッセージとなると考えます。
 こう言ってよければ、タロット占いとは「偶然に出てきたカードが質問者に対する重要なメッセージである」ということを前提としてはじめて成立するゲームです。したがって、タロットカードをシャッフルしたりする一定のタロット占いの手続きは、いわば「偶然性」を意図的に導入する儀式なのです。
  ここで考えて見ていただきたいのは、実は日常生活の中でも、ふとした「偶然」が自分の悩みや考えていることの気づきやヒントとなることを、わたしたちもときどき経験したりしているはずです。たとえば、落ち込んでいるときに、「偶然」にラジオから流れてきたポピュラーソングの歌詞に元気づけられたり、あるいは書店で「偶然」出会った本が、悩んでいることの解決のヒントとなったり、または、たまたま出かけた場所で「偶然」に知り合いとなった人が、人生の転換点となるチャンスを与えてくれたり……。
  実はこうした「偶然」の積み重ねこそが、わたしたちの人生に様々な出来事を織りなしていっているのではないでしょうか。
  タロット占いを行って、出て来るカードは「偶然」です。けれども予測のできない「偶然」こそが、日常の決まり切った思考のパターンをブレークスルーし、思いもしなかったヒラメキを与えてくれることもあるのです。タロット占いを行うことは、そんな自分の意図とはまるで関係のない「偶然」へと、わたしたちが進んで身を委ねることなのです。そのとき、「偶然」に出てきたタロットカードのイメージは、自分が抱えている様々な問題や迷いに対して思いがけない見かたを教えてくれるインスピレーションの源となることでしょう。

 「タロット占い無料講座」の第4回は、タロット占いの実践に移る前の最終的な準備についてお話しました。
  次回の第5回目の「タロット占い無料講座」では、いよいよ実際のタロット占いのやり方と手順を紹介していきます。

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