数秘術
数秘術とは(2)
4つのコア・ナンバーについて
これから紹介するのは、現代の数秘術のなかでもっとも重要とされている4つのナンバー、ライフ・パス・ナンバー、ディスティニー・ナンバー、ソウル・ナンバー、パーソナリティー・ナンバーの導き出し方です。
これらのナンバーは、その人の「人生の通っていく道」、「人生の目的、使命」、「魂の求めるもの」、「外なる自分」を、それぞれ示すものだと考えられています。
ここでこれらの数について、もう少し詳しく説明しておきましょう。
まずライフ・パス・ナンバーは、日本語に訳すと「人生の道の数」となりますが、自分自身が人生をどのような道を通って歩んでいくかを表すとされています。したがって、たとえば独力で人生を切り開いていくべきなのか、それとも他者とパートナーシップを組むことが大切なのか、あるいは目標に向かってひとつひとつ基礎を積み上げていくタイプなのか、といったようなことがそれぞれの数から導き出されます。
次のディスティニー・ナンバーは、これも日本語に訳すと「運命の数」となりますが、今生での自分の人生にはどんな目的があり、自分は生まれながらにどんな使命を与えられているのかといったことを表すとされています。したがって、たとえば自分にはクリエイティヴな活動を通して自己表現をおこなっていくことが必要なのか、それとも誰もがまだ足を踏み入れていない未知のことを切り開いていく使命を持っているのか、といったようなことがそれぞれの数から導き出されます。
ソウル・ナンバーとパーソナリティー・ナンバーは、それぞれ「魂の数」、「人格の数」とう意味になりますが、前者は「内なる自己」、後者は「外なる自己」を表す数だとも言われています。
ソウル・ナンバーは、人生のなかで自分が本当に求めていることはなんなのかを表す数だとされています。これは普段自分が意識している自分の欲求よりも、より深い根源的なレベルで求めているものを意味します。ですから、普段の生活でどこかしら満たされない何かを感じているのなら、自分が本当に求めているものはそれとは異なる別のなにかかもしれないことを、この数は教えてくれることになります。
また、パーソナリティー・ナンバーは、ソウル・ナンバーのようなその人の内奥にあるものとは異なり、普段の人間関係のなかで形作られていくその人の性格や傾向を表します。それはソウル・ナンバーのように、秘められたなにかを表すものではありませんが、日常生活において、他者と関係していくなかで自分が学んでいくべき大切なことがなにかを教えてくれます。
以上、数秘術の基本となる4つのナンバーについて解説しました。ちなみに、これらの4つのナンバーは、いずれも本サイトで実際に占い結果、及びその解釈をテキストとしてみることが可能です。
ここではその占い結果を導き出すための数秘術のロジックが、実際にどのようなものであるかを公開していきたいと思います。 ではまず、ライフ・パス・ナンバーから順に説明していきましょう。
(1)ライフ・パス・ナンバーの導き出し方
ライフ・パス・ナンバーを導き出すためには、占われる人の生年月日を使います。
それでは、あなたの生年月日でライフ・パス・ナンバーを導き出してみましょう。
あなたの生年月日を入力してください。
下記は生年月日を「1988年3月15日」で入力した例です。
(2)ディスティニー・ナンバーの導き出し方
ディスティニー・ナンバーを導き出すためには、占われる人の名前を使います。
実は、ディスティニー・ナンバーの導き出し方は、すでに「数秘術の基本原理と法則」のところで説明したものとまったく一緒です。繰り返しになりますが、以下のようになります。
もう一度、あなたの名前を入力してください。
下記は名前「やまだ たろう」をひらがなで入力した例です。
次にソウル・ナンバーの導き出し方を説明しましょう。
(3)ソウル・ナンバーの導き出し方
ソウル・ナンバーを導き出すためには、ディスティニー・ナンバー同様、占われる人の名前を使います。ただし、ディスティニー・ナンバーが名前を構成するすべてのアルファベットを加算したのに対して、ソウル・ナンバーでは名前を構成するアルファベットの母音のみを加算します。
それでは、あなたの名前を入力してください。
下記は名前「やまだ たろう」をひらがなで入力した例です。
次にパーソナリティー・ナンバーの導き出し方を説明しましょう。
(4)パーソナリティー・ナンバーの導き出し方
パーソナリティー・ナンバーを導き出すためには、ディスティニー・ナンバー、ソウル・ナンバー同様、占われる人の名前を使います。ただし、ソウル・ナンバーが名前を構成するアルファベットの母音を加算したのに対して、パーソナリティー・ナンバーでは名前を構成するアルファベットの子音のみを加算します。
それでは、あなたの名前を入力してください。
下記は名前「やまだ たろう」をひらがなで入力した例です。
いかがでしたでしょうか。数秘術のロジック自体は、単純な加算のみでおこなわれるのでシンプルそのものです。
ただし、この4つのナンバーはあくまで基本のものです。実際には、他にも様々なナンバーを導き出したり、その関係性をみたりすることで、数秘術師たちは、さらに複雑な分析をおこなっていきます。
他にどのようなナンバーがあるのかは、本サイトで販売予定(近日発売予定)のプロ・ユースのより本格的な数秘術ソフトの内容紹介の頁で見ることができますので、興味を持たれた方はどうぞそちらをご覧ください。
次に数秘術の簡単な歴史を紹介します。